認知症を持つ祖母の病院に付き添ったら、思ったよりも壮絶だった話。

 

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祖母が足を骨折してしまい、入院しています。

持病がなければ付き添いはいらないのですが、認知症のため家族が交代で24時間付き添ってます。

もう認知症と診断されて7~8年経ち、症状もかなり進行してきました。

・認知症の祖母に付き添って大変だったこと

・逆に、付き添ってよかったこと

・認知症の患者に付き添う時の注意点 をまとめました。

 

認知症の祖母に付き添って大変だったこと

点滴の針を外さないように見ておく

普通の大人であれば「点滴の針はさわらない」と知っています。

でも認知症があるとそうもいかないのです。

新しい情報はすぐに忘れてしまうので、「点滴の針を触ってはいけない」と言っても効果がありません。

針を挿している場所に違和感があるので気になってさわってしまいます。

触ろうとするたびに注意しないといけないので、寝ている時以外はずっと気にしておかないといけないのです・・・!

入院中一番大変だったかも。点滴の処置が終わるとかなり楽になりました!

 

食事の介助

祖母は今のところ自分で食事ができます。

が、噛む・飲み込むが段々苦手になってきているみたいです。

口を開いたまま食べてしまうので、究極のクチャラーに遭遇したような気分になりました。

歳をとると唾液の量が減り、飲み込むのが大変になるというのもあるのかも。

また手先も自由に動かなくなってきているのか、お箸は使わずスプーンを使っていました。

うまく手先を使えなくなっているのでご飯を落としたり食べこぼしたりも。

ハラハラしながら見守りました・・・。

 

認知症特有の、同じ会話の繰り返し

これって認知症あるあるな症状なのですが、同じ会話を繰り返します。

気になる内容はその日によって違って、「今日はデイサービスに行く日?」「飼っている犬は元気?」「今日はお天気がいいなあ」など色々。

ですが、病院など違う場所にいるといつ帰れるか気になるみたいです。

付き添い中「今日は帰れるの?」と何度も聞かれました。

入院中でしばらく帰れないのがわかっているので、なんだかわたしが申し訳ない気持ちに。

なぜか「今日は土曜日だよ」と言うと納得してもらえたので、質問されるたびにこちらも「今日は土曜日だよ」と繰り返していました。

穏やかに納得してもらえる返答を見つけよう

 

認知症の祖母に付き添ってよかったこと

移動やトイレは看護師さんにおまかせ

骨折で入院しているということもあり、動きたい時は全て看護師さんが対応してくれました。

ベッドから車椅子への移動、トイレ、着替えも。

何回もナースコールをするのは看護師さんに悪いので、食事や検温の際に「トイレ行く?」とこまめに聞きました。

看護師さんたちもみんな親切で、「何かあったらいつでも声かけてくださいね〜〜」と言ってくれたのがありがたかったです。(そしてみんな可愛かった)

 

認知症でも性格は優しい祖母だった

年齢を重ねると、若い時の性格がより色濃くなると言われています。

わたしが子供の頃から優しかった祖母ですが、そこは変わっていませんでした。

朝早くに病室へ行くと「朝からありがとう」。

自分がご飯を食べている時には「あんたも何か食べなさいよ」と気遣ってくれたり。

看護師さんや先生が病室にきてくれる度に「ありがとう」と言っていたのも印象的でした。

認知症と診断されたのはもう7〜8年前で、わたしのことは分かりません。

最近は娘であるわたしの母や、夫(=わたしの祖父)もおぼろげになってきているみたいです。

それでも他人に感謝したり、気遣ったりする心はそのままなんだと思うとなんだか嬉しかったです。

 

そもそも、認知症って?

脳の機能が低下することによって、様々な症状が現れる病気。

単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった誰にでも起きる現象は含まず、病的に能力が低下して性格の先鋭化、強い承認欲求、理性的思考力衰退、被害妄想を招く症状をさす。-wikipediaより

・物忘れがひどくなる

・身近な人のことがわからなくなる

・幻覚

・うつ状態になる

・暴力的になる

などなど、人によっていろんな症状が現れるみたいです。

 

認知症って治るの??

今のところ、認知症を完全に直す薬はありません。

治療法としては

・出てくる症状に対して薬を処方する

→不眠なら睡眠薬、興奮状態が続くなら向精神薬など。

・リハビリなどの薬を使わない治療

・病気の進行を遅らせる薬を飲む

→完全に治すことはできないけれど進行を抑制する薬がいくつか出ています。それを服用することもあります。

 

認知症の人を介護するときに心がけたいこと

できることはなるべく自分でやってもらう

日常生活に支障が出てくると、ついこちらが手を貸したくなります。

でも患者自身でできることはなるべくやってもらった方がいいです。

手先を動かしたり、運動することで症状を遅らせることができるから。

 

できるだけ穏やかに

同じことを繰り返し聞かれたり、徘徊や幻覚が始まると介護する側も負担が大きくなります。

ついイライラしてしまうことも出てきます。

でもなるべく穏やかに、が一番大事。

認知症になると、直前に起こったことも忘れてしまいます。

でも「快・不快」の感情は残るそう。

否定されたりバカにされることが続くと、「この人はNG!」と判断されることもあるみたい。

介護がさらに難しくなりますよね。

幸いうちの祖母の周りは優しい人ばかり。

もともと優しい性格だったこともあるけれど、周りの理解も大きかったから優しいままでいられるのかも・・・と思っています。

 

認知症にならないためには

認知症防止に一番効果があるのは「新しいことに取り組む」こと

祖母に付き添い、「自分が将来、認知症にならないようにするにはどうしたらいいか?」と考えるようになりました。

祖母は日々穏やかに過ごしていますが、日常生活がうまくいかなくなったり、周りの人のことがわからなくなったりするのはやっぱり悲しいです。

人生を終えるまで楽しかったことや辛かったこと、周りの人のことも覚えたままでいたいと思ったから。

特に大事なのが、「常に新しいことにチャレンジする」だそうです。

祖母は料理やお菓子が得意だったので、お正月やお盆にお餅を作るなどしていました。

でもよく考えると毎年のルーティーンなんですよね。

比べて祖父は新しいものが好きで、80代後半になった今でもパソコンを使いこなしてます。

人生100年時代、なるべく健康でいたいですよね・・・!

生涯現役のつもりで、年齢を重ねてもいろんなことにチャレンジしていきたいなと思います。

 

あわせて読みたい。

入院で準備するものリスト!必要なものからあってよかったものまで。

 

 

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